平成17年1月26日(水)、市ヶ谷アルカディアにおいて秋田高校東京同窓会の新年賀詞交歓会が催されました。
大寒とあって、明け方、東京でも雪が降るお天気でしたが、午後には冬晴れの青空が広がり、約70名が参集し、親睦を深めました。
高橋恒雄会長(昭和27年卒)の挨拶に続き、今回のゲストスピーカー石井浩郎氏(昭和58年卒)に「私の野球人生」をテーマに激動の野球界や人生の転機の数々を語っていただきました。
懐かしい先生のお名前が登場したり、ベンチから見た有名監督の言動など、他では聞く事のできないユニークなお話がたくさんに出ました。
氏の話は、進路指導の際の先生の一言に発奮したということから始まりました。。
また、プリンス時代の発想の転換が勝負強い石井に変えたのでした。
「130球投げて本当に狙ったところに行くのは30球なんだ。必ず甘いところに球は来る。」という東尾監督の言葉はチャンスを逃すなという勝負の心構えでした。
「年上のピッチャーであれ誰であれ、相手に負けるな、年齢じゃないぞ!」と豪語する個性派ぞろいの近鉄時代に教えていただいた野球哲学は長い人生においても貴重な教訓でしたと、しみじみと語りました。
この度、経営者としての新しい人生をスタートしたとのこと。“スポーツ新聞”から“日経新聞”に変わりましたと会場を沸かせるトークが、心機一転の逞しさを感じさせました。
事業が落ち着いたら再びユニフォームを着てみたいと人生をロングランで展望している石井氏、40才の旅立ちを応援致したいと思います。
そして、加藤日出男氏(昭和21年卒)の恒例(?)の明るい乾杯の音頭で懇親会が始まりました。
秋田県ふるさと会連合横山氏(昭和30年卒)から、2月の秋田芸能祭りの案内がありました。
「ガンは手術から5年で小学校卒業です。私は4年経過しもうすぐ卒業です」と健康の大切さを橋本五郎氏(昭和40年卒)が語りました。
新谷紘毅氏(昭和38年卒)と新谷翼氏(平成5年卒)は「初の親子参加」となりました。喜ばしいことです。
58年会は最多数参加で、世代交流がこれから始まる予感を感じさせました。。
途中アトラクションとして、司会の佐々木菜穂子さん(昭和56年卒)による「音体操で楽しい健康作り」が披露されました。
最後は、大本香津子さん(昭和31年卒)の音頭で高らかに校歌を歌い、山岡長英氏(昭和52年卒)の威勢の良い締めで盛会に終わりました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
※交歓会の模様の写真はこちらです。
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