秋田の自然を体験してもらいたい
一足飛びには暖かくなりませんね。皆さん、お元気ですか?
関係者への情報提供は早い方がと思い、書きます。
教育現場では今、来年の計画の詰めに追われています。
そんな中、文京区では小学4年が利用していた柏の施設(千葉県)の使用廃止が決定。
葛飾区では中学生が利用していた福島県のあだたら施設の廃止が決まったそうです。
新しい自然体験のあり方を模索している地域が、首都圏には多いのですが、
自然が豊かで放射線量の心配が無い秋田が、名乗りを上げることは難しいのでしょうか?
白瀬の縁で港区の小学生を呼んでいる「にかほ市」もありますし、世界遺産の白神山地、鉱山見学、ストーンサークルなど学習資源は豊富ですよね。
農業と観光を一体化したグリーンツーリズムの推進という話しも聞いています。
が、やはり若い人々を定期的に確実に呼び込める「自然体験施設」は、自治体同士の絆が強くなることと思います。
イザという時の食料確保は、東京に住む人間の最大の関心事です。
一時的に避難する土地、食料、水の確保を考えた時、秋田は魅力的です。
遠い事がリスク軽減と、震災後の今なら感じられます。
最近はバスが立派になり、移動時間が長くても楽しめますから。
新幹線移動も体験です。「こまち」もリニューアルしますしね。
教育施設と言っても、建設となると様々な部署が関わることでしょう。
PRチャンスと思いますが、縦割りの壁に阻まれてタイミングを失わない事を願います。
臨海学校をする区もありますが、最近「海」は保護者や子供、若い先生方にも人気低迷。
ハタハタを守るために漁師が木を植えた話が載った社会の教科書や、白神山地の自然の説明文が載った国語の教科書も登場していて、新しい秋田の価値が育ってきていますよ。
ぜひ、トライお願いします。
2012年2月22日 佐々木菜穂子(昭和56年卒)
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